正方寺

正方寺(坂田町)天正9年(1581)別所町佐土より総社西門あたりに移り、輝政の慶長町割で現在地へ移る。浄土宗。境内に慶長18年(1613)正月24日云々と刻まれた池田輝政の供養塔のほか。縄掛突起のあるある珍しい石棺蓋石、日本回国塔などがある。また本堂の唐戸は、出羽の庄内坂田(山形県)の豪商本間光丘が、若い頃の修行先であった姫路の豪商馬場了可の13カ回忌供養に寄進したもの(『城南地区』をたずねて)