千姫

千姫像
千姫像

戦国末期の悲劇のヒロインとして有名な千姫ですが、大坂城落城ののち、今から400年前の元和2年(1616年)、桑名城主本多忠政の嫡男忠刻と結ばれ、翌年、父忠政の転封により姫路城にやってきて、一男一女を儲け、幸せな日々を送ります。そうした生活も夫忠刻の死によって終わり、寛永3年(1626年)、千姫は江戸にと戻るのですが、姫路で暮らした10年は千姫の中では何物にも代えがたい幸せな日々だったのです。

Continue reading 千姫