神明神社

神明神社(亀井町) 摂津国玉造(現東大阪市)より、大正期(1573~92)に移し祀られたという。祭神は天照大神。もと約1200mあった境内は、いま250mと狭くなった。戦前は、大阪堂島天神祭に準じて7月25日に例祭が行われたが、これは近隣の姫路米穀取引所の意向によるものであった。当社の祭りは、とくに仁輪加という即興寸劇が評判であった。戦後、昭和27年ごろより7月15日・16日となり、露店もでて賑やかになる。(『城南地区』をたずねて)